個人事業主が最初に使うべき、マネーフォワード クラウドの3つのサービス
マネーフォワード クラウドには、多くのサービスがあります。
使い始めるにあたって、どれを使えばいいの迷う方も多いのではないでしょうか?
実は、個人事業主の方は、それほど多くのサービスを使う必要はありません。
結論:使うのはこの3つサービス
結論から言うと、個人事業主ならまずは以下の3つのサービスを使えばOKです!
なお、まだ開業届を税務署に提出していない方は、最初にクラウド開業届を使うといいでしょう。簡単に開業届を出すことができます。
メインで使うのは、クラウド確定申告
いちばんメインで使うのが、クラウド確定申告です。
マネーフォワード クラウドを使う時間の8割は、このクラウド確定申告です。
何をする為のものかというと、確定申告で提出する資料を作成するサービスで、使い方の流れはこんな感じです。
- 事業で使っている金融機関とデータ連携する(銀行やクレジットカードなど)
- 新しい取引があるとそのデータがストックされていくので、それぞれを仕訳登録する
- 毎年3月にある確定申告のタイミングで、提出資料を作成・提出する
作業量としては、②「日々の取引での、経費や売上を仕訳する」ことがメイン作業になります。取引の内容を覚えているうちに、こまめに仕訳すると楽です。
また、仕訳には簿記の知識があるとスムーズに行えます。
「えー、大変だなぁ…」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、確定申告(青色)の書類自体が簿記の形式なので、どうしても必要になってしまいます。
また、事業を継続するにあたっても簿記の知識は大事なので、簿記3級程度で十分なので勉強しておいて損はないと思います!
仕訳の仕方については、また別途記事を書く予定です。
クラウド契約
サブで使うサービスとして、クラウド契約があります。
そもそも個人事業主として仕事をしていくにあたって、クライアントと契約を結ぶことは必須です。
クライアントから提示された契約書で契約を結ぶのであれば不要なのですが、こちらから契約書を提出する場合には契約書を作成する必要があります。
クラウド契約は、こういった時の契約書の作成・管理をすることができるサービスです。
個人事業主として便利なのは、契約書のテンプレートが数多く揃っている点です。
契約書の文面を一から考えるのは弁護士でない限り大変ですし、ネットから探してくるのも間違いがないか少し不安があります。
その点、マネーフォワードが会社として用意してくれたテンプレートの契約書だったら、まず信頼できる内容になっているので、安心して使えます。
クラウド請求書
また、もうひとつサブで使うのがクラウド請求書です。
契約した後の一般的な流れは、見積書作成→作業→納品→請求書送付→入金となります。
クラウド請求書では、見積書・納品書・請求書を作成できます。これによって入金までできて、仕事がひとつ完結ですね。
自分は請求書作成でよく使っているのですが、作成後にPDFで出力できたり、別料金はかかりますが郵送で送ることも可能です。
また、これは有料プランの「パーソナル」「パーソナルプラス」での追加機能になるのですが、請求書を自動で作成することもできます。例えば、月末日になったら、その月の請求書ができてます。これも便利ですね!
マネーフォワード クラウドの料金体系については、こちらの記事にまとめてありますので、詳しく知りたい方はご参考にしてください。
まとめ
ということで、個人事業主が使うべき、マネーフォワード クラウドの3つのサービスは以下ですね。
その他のサービスは、これらを使っている中で別に必要になったら使っていけばよいと思います。マネーフォワード クラウドは有料プランに入っていれば基本的にすべてのサービスが使えるので、気軽に試してみることができるのも嬉しいですね!